スタジオカーサは「予算抑えて気持ちよい暮らし」を考える、中古マンション専門のスモールカンパニーです。

スタジオカーサは、団地もたくさん手掛けています。

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団地には「ひろい空」「あふれる陽射し」「ゆとりの敷地」があります

日本の高度成長期と時を同じくして全国各地に広がった大型団地。憧れから黄昏へとイメージが変遷しました。ところがどっこい。都心へ至近の大型分譲団地では、新たな居住者が増えて少しづつ世代交代も進んでいます。
 ゆとりある敷地に、空が広く圧迫感のない5階建、そして1階まで日照確保した住棟配置。殆どが南向きです。各戸の敷地持分は戸建?と見紛うほど広く、それにもかかわらず価格はご存知の通り安い!更に言うと、上階はもっと買いやすい。階段上がればいいじゃない!という方に好適です。
 丁寧に管理されて清潔感のある団地には、長く大切に使われた穏やかな空気が流れています。当社でも謳っている『無理なく購入して、気持ちよく暮らす』を絵に描いたような暮らし方がここにはあるように感じます。

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洗いざらしのデニムのように

 広大な土地にゆとりを持って建てられた、四角くて白い5階建たち。これ以上削ぎ落とせないほどシンプルなかたちをしています。衣類に例えるとcotton100%のデニムでしょうか。手が掛かるけれど味わいを深めていくデニムが、高機能衣類全盛の今日でも一定の支持を得ているのと同じように、団地の佇まいを愛する人たちがいます。
 四角い箱はシンプルですが、基本プランが優れています。2戸1階段のお陰で、人が部屋の前を通る開放廊下も面格子もありません。南側開口もゆとりがあります。容積率の消化を至上命題とした高層化とエレベーター、南面の狭小間口とは無縁です。
 この四角い箱の中身もジーンズのようであるといいと思います。高価でないけれど気持ちのよい素材を使って、シンプルに仕上げたい。暮らす人、暮らし方によってどのようにも変えていけるように。
  


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家ってこれでいいんじゃないか

 服に着られるより、服を着こなす。衣料に関しては、ゴージャスさやブランドに頼ったモノ選びが主流の長き時代を経て、肩の力を抜いた自分らしく無理のない着こなしが当たり前のことになりました。一方、住まいに関してはどうでしょうか。
 本物そっくりの化粧シート、至れり尽くせりの住設機器、細部にまで気を配った造り付け収納…。進化すればするほど、なんだか自分の皮膚感覚から住まいが遠ざかっていき、「住まわされている」気がしてきます。
 団地でなくても良いですが、どこかに団地的な、言い換えれば「素な感じ」を残しておきたいのです。だから小さい声で言います、「家ってこれでいいんじゃないですか」。そんなに無理しなくても。

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団地、自由自在です

 ここまで書いたように、肩の力を抜いて向き合える団地たち。どんなふうに暮らしをつくりたいですか。このページにご興味を持って読み進めてこられた方ならば、ご自分の中にもう何か答えがあるのでしょう。
 そんな方に共通するのは、無理をしないこと、飾らないこと、光と風のある暮らしを望むこと、でしょうか。それがあるならば、あとは自由自在です。リフォームは、しっかりつくり込むもよし、自分らしい暮らし方を見据えて最低限の設えをするもよし、です。
 リフォームは単なる手段であって、目的ではない。団地は何十年もいろいろな暮らしを受け止めてきました。好きなようにつくって、好きなように暮らせる気軽な箱です。
 是非、自分で考えて、自分で動いてみてください。でも初めてのこと、サポートが必要な時があるでしょう。スタジオカーサは、リノベーション業界のメインストリームから距離を置いてのんびりと歩いてきました。そこから見える景色とこれまでの経験が、これから一歩を踏み出そうとする貴方のお役に立てれば嬉しいです。