joy to the world

秋は好きだが、冬には弱い。

夕日が、つるべ落としの如くシュルシュルと暮れる晩秋から初冬となると、
ああ!早く日が長くなってほちい!
と、指折り数える日々‥
ちなみに日没が最も早いのは12月初旬、これを境に徐々に日が長くなり‥

そう、日の入り時刻だけで言えば冬至より前にボトムが来るのだ。
ちなみに大晦日の頃には10分ほど長くなっている。
もちろん年が明けてからの寒さは一層厳しくなるわけだが、午後の日が長くなるだけでも希望の光が差すってもの。
蛇足だが、日の出時刻は1月初旬まで徐々に遅くなっていくので、朝はますます寒く眠いのだけれどねぇ‥

とても若いころ、大晦日の夕暮れに外に出ると、空気に(新)春らしさを感じて妙な気がしたことがあった。
それはそういうことだったのだ!
ん?なにがどういうことだったのか?
夕方がやけに明るく穏やかに感じられた訳は、日が延びたこと。そして暖かな一日だったことも理由なんだろうけれど。

まあ、いずれにしても日は短くなり、寒さも増してくる今日この頃。
そういえば3年ほど暮らした仙台、といえば国分町だが(なのか?)、
晩秋の明け方に路地裏のゴミ箱横で目が覚めたこともあった‥
アブナイアブナイ。
冬は特に気を付けないと‥

そこで思いついたのが冬眠。

アブナイ冬は眠って過ごす‥
とはいっても、脂肪を蓄えてクマのように眠り続けるのはムリ。
それじゃシマリスでいこう。
穴に籠り、時折目覚めて飯食って用を足す、これは魅力的だな。
いずれにしても活動量を減らし、体温を少し下げて(‥?)、夜の外出を減らして冬を乗り切れば良いじゃないか、と思った次第。

だから最近、幾らかの知人は心得たもので、
「いけだ、冬眠が明けたら春にまた会おうな」
などという意味不明で不思議な会話さえ交わされるようになった。

まるでムーミンとスナフキンみたい。
チェーリオ!
‥‥
愛らしくはないが‥

冬は長くつらい、けど身も心も暖かくしたい‥
暗く寒い時季を乗り越えるための知恵がほしい。
なるほど、昔から人はそのために様々な仕掛けをつくってきた、のか‥

どうかはわからない。
でも今年の我が家には、ある日の到来を指折り数えるカレンダーがある。
上の写真がソレ、それってアレ?

しかし、ただのカレンダーではない。
それにしてもずいぶんと重いぞ、腰を痛めそうだ。
気を付けないと‥
ていうか、これはまるで箱じゃないの。
ていうかそもそも箱だ。
いったいナニが入っているのかしら‥
この時季を乗り越えるための‥?

ふふふ‥

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