街と森のあいだに

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さてここはどこでしょう?

見渡すかぎりの青と緑、そして白。工事中の風景です。

答えはリゾートマンション? 伊豆か?いや湯河原方面…。

実はここ、都心から電車で約20分の急行停車駅から徒歩10分の場所です。東京から多摩川を越え、目の前に広がる川崎市最大の緑地「生田緑地」に接する高台のマンション。この住戸は緑地から頭ひとつ飛び出ているため、眼前に海原のような緑が広がっています。室内からの視線がウッドデッキを越えて緑の向こうへ抜けていき、まるで森の上に居るようです。

このあたりでは「街と緑のあいだ」と言える場所を見つけることができます。僕が好んで手掛ける「手頃でちょっと楽しい、緑豊かな中古マンション」は、都心に程近いそんな場所にひっそり位置しています。

こんな場所での暮らしはどうですか。虫もいます、いろいろな生き物が暮らしています。上り坂もちょっとキツイ!このマンションは、先の細道が小さな山の頂上広場に続いているんですよ。

他者やコトとの折り合いをつけて、それぞれが自分の価値観に沿って無理なく暮らししたい。僕の手掛ける住戸も万人受けしないのは当然だし、逆にこういうのが好きな人もいるんだな、と流してもらえればそれでよし。でも、こんな住まいと暮らし方がいいな、と思う方と出会えたら嬉しいです。

今回触れた生田緑地、多摩丘陵の端部に位置し都心にも至近の「街と緑のあいだ」といえる場所です。その意味では僕にとってシンボリックな存在と言えます。機会があれば、また広い緑地のなかをご紹介します。

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“街と森のあいだに” への2件の返信

    1. コメント有難うございます。
      丘陵地には開発されない傾斜地などが残り、景観が変化に富んでいます。まぁ、坂が多いことの裏返しですから、生活には良し悪しですけどね。

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