OH67

唐突ですが、問題です。表題の「OH67」とは何でしょう?

☆ヒント1:駅ナンバリング。そうです、小田急線。「OH01」は小田急新宿駅。

☆ヒント2:写真は「OH59」、ホームが傾いている。

☆ヒント3:ある意味では終点です。

どうですか、わかりましたか?

A.(答えは)箱根海賊船の「OH67・元箱根港」でした。

【新宿】小田急線【小田原】登山電車【箱根湯本】登山電車【強羅】ケーブルカー【早雲山】ロープウェイ【大涌谷】ロープウェイ【桃源台】海賊船【元箱根港】という、新宿から芦ノ湖畔の元箱根までを一路線と位置付け、一気通貫の周遊券で引っ張っていく壮大なルート。

箱根開発といえば往年のライバル西武鉄道も大正時代から(秩父でなく‥)箱根に取り組んできたわけですが、やはり鉄道+沿線観光の小田急は強い。とはいっても昔と違い、みんなで箱根!という時代ではないので、海外からの観光客があっての観光地なのでしょう(そのための駅ナンバリングですものね)。

上の写真はOH59公園上(コウエンカミ)。これも小田急グループが運営する強羅公園(華族の元保養施設なんですと)の最寄り駅。あたりは紅葉の真っ只中です。

首都圏でOH67に勝る面白いナンバリングあるかいな、と見てみても僕には見当たりませんでしたが、数字が大きい(JC86)のが中央線チーム。その中の武蔵増戸JC85は(01東京から85番目ではありませんが)、五日市線終点のひとつ手前の駅。リフォームに使用する杉無垢フローリングを作っていただいている製材所がここにあります。奥多摩の杉を多摩丘陵で消費する。ほぼ地産地消。当社の創業間もないころにお伺いして、お話をお聞きした思い出深い場所です。

などと、あれこれ鉄道図を眺めていたら、昔むかし小学生の頃の「チャレンジいい旅2万キロ」(たしかこんな呼称‥)という全国の国鉄駅縦断キャンペーンや、「青春18きっぷ」に心躍らせたことを思い出しました。

ちなみに今でも販売されている「青春18きっぷ」の対象者は「年齢に関係なく青春する者」です。君もあなたも私も僕も、みんな立派に対象者。サミュエル・ウルマン、青春の詩をご存知でしょうか。コレこそまさに「18きっぷ」ですね(それはまた改めて!)。

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