思い込みを捨てて街に出よう

墨色と漆喰の白。アンダルシア、強い日差しを避けた静謐な室内。そんな感じ、どうでしょう。

写真右側の茶色い箱は何でしょう?

ここはどう見ても玄関なんだから。箱って言えば、靴箱に決まってるだろう。

そうです、その通り。靴箱”風”です。これは和家具のアンティークなのですが、ちょっと洋風です。靴箱として生まれてきたものではなさそうです。アンティークといえばデンマークなどが本場。でもそんなにお金かけなくても、肩の力を抜いて探してみてもいいかもしれません。

おっと。言いたかったのは「本場デンマーク→→和家具」というベクトルではなくて、「住宅建材メーカーの”靴箱という商品”→→靴が入れば箱はなんでも良い」という気づきのことです。

靴箱に限りませんね。間取りしかり。

知らず知らずに思い込んでいることって多いのでしょう。思い込みをなくして、心を遊ばせて選択肢を広げてみる。するとちょっと面白いことが生まれて、フツーに見えていた家が、実は楽しい家だと気付いたりするかもしれません。

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