和室、洋室、和洋室?

この部屋は何と呼ぶのでしょう、ワンフレーズで。専門的にどうかは判りませんが、一般にどう表記すれば誤解なく伝わるのでしょうか。

実際、販売用平面図に表記しようとして、「?」となりました。ちなみにこの床は、杉の無垢材です。

「和室」かな?でも和室と言うとやっぱり畳敷きのイメージだよな‥。「ひと部屋は畳の部屋が欲しいわ」と言って現地に来られたら、畳はどこにもなかった‥。というのはゴメンナサイ。

では「洋室」なのか?これも違う気がする。洋室なのに、襖を開けて押入れかい!

それでは「和洋室」と記載しよう。いや、まてよ。和洋室じゃあ旅館だぞ‥。そうそう、ベッドスペースの付いた畳部屋じゃないか、和洋室というのは。

実は「和洋室」として販売してしまいました。なんか変だと思ったのは販売が終わったあと。ご購入いただいたお客さまからも、特にお話はありませんでしたが‥。考えすぎか。

次回、おなじ部屋をつくる場合は「和室(板敷)」と表記しようと思いますが、どうでしょう。だって「和室(フローリング)」って、どこか落ち着かないでしょ。つるつるしていそうで‥。

表記方法はさておき、結構さっぱりとして雰囲気の良い部屋になりました。この部屋はリビングの続き間でなく、独立した居室です。

ペアガラス入りの新サッシに交換しましたが、本来サッシは共用部分。当該住戸の所有者はそのサッシを専用使用できるだけ、というのがマンションの基本。ですので、サッシ交換可能であるというのは珍しい事例です。ある程度規格を決めた上で各所有者が改修する、というやり方もいいんじゃないかな、とは思いますが。

余談ですが、この部屋の窓に竹や桐などの木製ブラインドが似合いそうです。それって、「和室(板敷)」というよりも「洋室(和風)」って感じですね。うーむ。

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