経年変化、経年無変化

街角でのスナップ。はて、こういう写真もスナップと呼んでいいのでしょうか。

それはさておき、戸建住宅に設置された目隠しの柵です。コンクリート基壇部分とルーバーが新築時のモノなのでしょう。そして後に、継ぎ足すように上部の柵を(おそらく)DIYで取り付けたと思われます。

これ、どうでしょう?この対比。

新品同様に若々しい下段ルーバー、そして早くも時の経過を感じさせる上部木製柵。

永遠の青年と言いますか若づくりの下段ルーバー、いつもキレイ。木粉と樹脂を混ぜた製品が昨今多いですが、その類いでしょうか。ナイスな表情を崩すことがなく、お手入れも簡単そう。経年変化ならぬ経年無変化、とでも言いましょうか。

一方の後付けの木製柵、いい味出てます。お若いのに随分と年季を感じさせる表情ね。しばらくはそのままでもいけそうですが。

僕は木製柵にシンパシーを感じますが、これは好き好きですね。どちらが良いかと議論するようなことでもないし。ただ、その対比があまりにも対照的だったので思わず題材に挙げてしまいました。

木製柵は、適当なところでキシラデコール(商品名です)のような木材保護塗料を塗ってみてはいかがでしょう。ベタッと塗るペンキと違い、木部に浸透する塗料なのでナチュラルです。晴れた日に塗る、それだけ。

それにしても、未来永劫変わらないモノはない。いつも新品のように振舞っていた樹脂製ルーバーも、突然ガクッと‥。経年無変化急激変化。その時は即交換ということですか。

晴れた日に塗料を塗って経年変化を楽しむも、いつもキレイな樹脂製建材を使い切るも、どちらにしても大切に扱いたいものです。

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