olive,olive,olive!

EST!EST!!EST!!!はイタリアの白ワイン。ある司教がローマへ向かう道中、使いの者が先回りしてうまいワインを探し、軒先にEST!(ここだ!)と目印をするお役目を仰せつかった。特にこれは美味だったため、是非に味わうべしとEST!!!3回で強調したのだ。このワインをいたく気に入った司教は、ローマでの任務が終わるとに直ちに舞い戻り、このワインを幾年かたっぷり楽しみ、最期はこの地に眠ったというお話。うーん、素敵。(実際、墓もあるのだとか)

そういえば、徳川家康はポルトガル伝来のテンプラをたいそう気に入り、食べ過ぎて亡くなった。と子供の頃に本で読んだのですが、そんな話ホンマにあるんかいな。(これ定説?調べたことありません‥)

さて本題はOlive!Olive!Olive!。上はイタリアの町と友好都市を結んでいるという街角で撮った一枚。

ひとつ目のOlive! 約20年前、僕もテラスのプランターにオリーブの木を植えました。細かった幹は太くなり、その後には新入りも増え、新旧仲良く並んでいます。

樹木は一朝一夕には大きくならないけれど、月日の経過を改めて感じさせてくれる。新しく居を構えたら記念に植えてみてはいかがでしょう。景色としても、枝を広げたオリーブは良いものです。

月日の経過と書きましたが、オリーブにとって20~30年なんてまだコドモ。樹齢200や300年は普通なんですって、世紀をまたぐ古木もあると言うのだから‥。我々の忙しい時間軸(忙しいという字は、心をなくすと書きますね)とは全く異なるスケールで生きる樹木を傍らにどうぞ。

ふたつ目のOlive!は食べる、飲む(?)。日々のオイルとしてはもちろん、実を刻む、煮込むなど、少しあるだけで料理が深く、楽しく、美味しく。

Olive三つ目!は使う。愛用しているオリーブの木ベラ(ターナー)。鍋への当たりが柔らかいのに、堅くて丈夫。あのオークより堅いんだとか。オリーブの採取を終えた古木から作られるそうです。経年変化を楽しんでいます。

おまけでもう一つのOlive!オリーブ石鹸!若いころ髪までこれで洗い続けたら、しっとりを通り越してペッタリして‥。アレッポ石鹸はシリア産。拠点を移すと聞いた気がします、どうか‥

ここでは一つ目の、植樹のススメ、を書きたかったのですが、当初から脱線で思いのほか長くなりました。乱文御免!

Facebooktwittermail